研究課題/領域番号 |
17K06760
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 (2019) 京都府立大学 (2018) 京都橘大学 (2017) |
研究代表者 |
登谷 伸宏 京都工芸繊維大学, デザイン・建築学系, 准教授 (40447909)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 織豊政権 / 城下町 / 空間構造 / 寺社 / 小浜 / 豊臣政権 / 織豊系城下町 / 織田信長 / 豊臣秀吉 / 京都 / 権門寺社 / 惣構 / 寺社造営 / 建築史・意匠 |
研究成果の概要 |
本研究では、織田・豊臣政権の建設した織豊系城下町に注目し、その形成過程と歴史的特質を解明することを目的とした。研究を進めるにあたっては日本海に面する小浜城下町をとりあげ、織豊政権期における城下町形成の過程と空間構造を明らかにした。さらに、織豊系城下町の空間的な特徴を明確にするため、聚楽第を中心とする城下町形成における寺社の位置づけを検討するとともに、京都近郊の権門寺社とその門前集落が形成する都市的な場との比較を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、織豊政権の城下町については、織田信長、豊臣秀吉の建設した城下町がおもな研究対象となり、政権を構成する家臣団の建設した城下町の空間的な特徴には検討が及んでいなかった。それに対して、本研究では、信長、秀吉の家臣の城下町である小浜をとりあげ、その形成過程、空間構造について検討した。これにより、これまで明確でなかった織豊政権期の小浜城下町の空間構造を明するとともに、織豊系城下町としての空間的な特質を解明できた。また、その成果は、現在小浜において積極的に進められている歴史を活かしたまちづくりに有益な情報を与えることができると考える。
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