研究課題/領域番号 |
17K06764
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 九州産業大学 |
研究代表者 |
冨田 英夫 九州産業大学, 建築都市工学部, 准教授 (80353316)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | バウハウス / 建築教育 / デザイン教育 / ハンネス・マイアー / 科学 / ドイツ / 近代建築 / モダニズム |
研究成果の概要 |
マイアー主導のバウハウス建築教育のカリキュラムは科学的分析を重視していた。それはバウハウスにおけるデザイン教育とも共通しており、科学的分析がバウハウスの教育の根幹にあった。こういった科学的な建築教育の背景には、19世紀ドイツの建築教育改革における理工科学校設立以来の理工系の建築教育の系譜があると考えられる。そういった正課のカリキュラムのみならず、学生の自主的な活動の評価も重要である。バウハウス学生は自主的な活動の中で、最先端の建築理論に基づく実践の機会を得ていた。マイアー主導のバウハウス建築教育でも、その流れを受け継いでいた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
上記の研究成果の学術的意義は、マイアー主導のバウハウス建築教育をバウハウスの教育全般なかで捉えなおし、さらにドイツ建築教育史の中に位置付けるための材料を得た事である。
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