研究課題/領域番号 |
17K06776
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属物性・材料
|
研究機関 | 千葉工業大学 |
研究代表者 |
齋藤 哲治 千葉工業大学, 工学部, 教授 (10296311)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 磁性材料 / 希土類磁石 / 急冷凝固法 / 粉末冶金 / 磁気特性 / 金属物性 / 希土類金属 |
研究成果の概要 |
本研究は新しいSm-Fe系磁性相を探求することを目的とした研究である。本研究では、主にSm-Fe系合金状態図に存在しない準安定相の探求を急冷凝固法で行い、またそれらの磁石化を放電プラズマ焼結法等で試みた。本研究では、Sm-Fe系合金状態図に存在しない準安定相としてSmFe12磁性相、SmFe5磁性相、Sm5Fe17磁性相が急冷凝固法で作製できることを、また得られた準安定相が高い保磁力を示すことを見出した。さらに、得られた準安定相の磁石化が放電プラズマ焼結法等で可能であることも見出した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
急冷凝固法によりアモルファスのSm-Fe系合金を作製し、得られた試料に適当な熱処理を施すことにより新しい準安定相を探求する技術を確立した。また、得られたSm-Fe系磁性相は高い磁気特性を有することも見出した。今後も引き続き得られた新しいSm-Fe系磁性相の高特性化および磁石化を図ることにより、現在広く使用されているNd-Fe-B 磁石に代わる新しい磁性材料になりえるものと思われる。
|