研究課題/領域番号 |
17K06783
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
陳 迎 東北大学, 工学研究科, 教授 (40372403)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Crystal structure / Atomic Environment Type / General classification / Elemental properties / Regularity / Frist-principles / 原子配置タイプ / 二元系化合物 / 電子構造 / 結晶構造 / 結晶構造タイプ / フォーノン / 結晶構造の規則性 / マテリアインフォマティクス / 原子環境 / 規則性 / 第一原理計算 |
研究成果の概要 |
本研究では、二元系無機化合物群を対象にして、第一原理電子構造計算、クラスター展開法(CEM)と格子振動のフォノン計算の組み合わせにより、従来の群論に基づく結晶構造分類を一般化された原子配置タイプ(AET: Atomic Environment Type)に対して、AETと組成元素との相関、AETと従来の結晶構造タイプとの相関を着目して系統的な解析を行い、AETと組成元素との間の規則性を探索し、AET分類の物理意味を明らかにした。さらに、計算結果を整理して、理論計算AET予測マップの構築を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
AETに基づくデータ群の分類とそのデータに潜む規則性の理論的な検証は、従来の俯瞰的な物質・材料データベースに対して物理的な基盤を与える意義がある。本研究の成果としての理論計算AET予測マップは、Materials informatics研究や、機械学習、進化的アルゴリズムによる構造予測コートを応用する際に的確な初期値を与えるツールとなされることが期待できる。
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