研究課題/領域番号 |
17K06801
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
藤原 忍 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (60276417)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 蛍光体 / 希土類元素 / フルオロクロミズム / 光物性 / 表面科学 / イメージング / 化学センサ / 蛍光センサ / 無機工業化学 / ナノ材料 / 表面・界面物性 |
研究成果の概要 |
無機蛍光体は蛍光灯や白色LEDなどに使われている発光材料である。本研究では、外部からの物理的あるいは化学的な刺激を受けて発光特性が変化するフルオロクロミズムという新たな機能を無機蛍光体に付与することを目指した。実際に、水素ガスや過酸化水素など反応性の高い化学物質の存在下で発光強度が著しく低下するような応答性を確認することができ、化学センサなどへの応用を見込める無機蛍光体の合成に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
物質の発光現象を利用して、身の回りの化学的および物理的情報を可視化する技術が注目されている。そのような物質のほとんどは有機物質であるが、繰り返しての利用や過酷な環境下での利用には、耐久性に優れる無機物質が望まれる。本研究では、無機蛍光体の発光特性が結晶の歪み、欠陥の生成、表面状態の変化などに対して敏感であることに着目し、水素ガスや過酸化水素に高感度に応答する無機物質の開発に成功した。
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