研究課題/領域番号 |
17K06803
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機材料・物性
|
研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
黒田 義之 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 准教授 (50638640)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | 多孔質材料 / ナノシート / 導電性酸化物 / 固体高分子形燃料電池 / アルカリ水電解 / 多孔体 / 電極触媒 / 酸素還元 / 酸素発生 / メソ多孔体 / 電極材料 / 鋳型合成法 |
研究成果の概要 |
CO2の排出の無い再生可能エネルギーの有効利用のために水素エネルギーが注目されている。電気から水素を得る水電解、水素から電気を得る固体高分子形燃料電池では、頻繁な出力変動や起動停止により電極材料が腐食や溶解、剥離により劣化する問題を抱えている。本研究では、多孔質導電性酸化物やハイブリッドナノシートといった新材料を開発し、高耐久な電極材料として利用できることを明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地球温暖化の進行を食い止めるためには、CO2を排出しないクリーンな再生可能エネルギーの利用が必須である。再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力、地熱など)は発電時間や発電場所が限られており、水素等の貯蔵、輸送に敵した形で取り扱う必要がある。本研究の成果は、水素利用、水素製造の装置の高寿命化に貢献する技術であり、将来社会において水素エネルギーを利用する際のコスト低減に寄与すると期待される。
|