研究課題/領域番号 |
17K06831
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
複合材料・表界面工学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
今井 祐介 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 材料・化学領域, 研究グループ長 (30356513)
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研究分担者 |
菅 章紀 名城大学, 理工学部, 准教授 (70387760)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 高周波 / コンポジット / セラミックスフィラー / 低誘電損失 / 異方性 / 配向 / 誘電特性 / 六方晶窒化ホウ素 / ウィルマイト / 表面処理技術 / フォルステライト / スピネル / 溶融塩法 / 形状制御 / 誘電材料 / フィラー / ポリマー / ミリ波 |
研究成果の概要 |
セラミックスフィラーをポリマーマトリックスに分散させたコンポジット材料のミリ波帯における低誘電損失化に有効な、低誘電損失セラミックスフィラーの組成・形状制御技術および表面状態制御技術を開発した。また、コンポジット誘電材料の材料設計に重要な、異方形状を有するセラミックスフィラーの分散・配向状態がコンポジットの特性に及ぼす影響を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、情報通信・ITS・セキュリティ等、さまざまな分野において、ミリ波帯を活用した技術の開発が進められており、それに伴ってミリ波デバイスに用いられる材料の高性能化が求められている。本研究により、低誘電損失化を図るフィラー表面処理技術、低損失セラミックスフィラーの合成技術、コンポジット中のフィラーの分散・配向状態に関する設計技術を高めることができた。これらの知見を活用し、各種ミリ波デバイスに用いられるコンポジット誘電材料の特性向上を図り、ミリ波技術の普及に貢献する。
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