研究課題/領域番号 |
17K06867
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・組織制御工学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
吉田 一也 東海大学, 工学部, 教授 (80147123)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 極細管 / 引抜き / 無痛注射針 / 医療ステント / マイクロヒートパイプ / 管の引抜き / マグネシウムステント / 液体マンドレル引き / 量産技術 / ヒートパイプ / 医療用細管 / 塑性加工 / 注射針 / 量産製造 |
研究成果の概要 |
先進の医療機器、電子情報機器の開発に必須となる長尺極細管の量産製造技術が検討された。この研究では「液体マンドレル引き」という引抜き加工法とドラム型引抜き機の利用を提案し、直径が0.2mmという極細径、薄肉、管内外表面性状が良好であるという所望の極細管を長尺製造と安定量産の双方ができることを明らかにした。また、有限要素解析により、引抜き管の肉厚を推測できることも明らかにしている。この研究により、高機能電子情報機器の抜熱のためのマイクロヒートパイプ用細管、人にやさしい無痛注射針用極細管、医科手術用吸入管、マグネシウムステント用細管の製造が可能であることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究では情報通信機器内の電子部品からの熱を抜くマイクロヒートパイプ用極細管、人にやさしい無痛注射針用細管、医療用マグネシウムステント用細管を安価でかつ量産できる加工技術を学術的に明らかにした。社会が所望する5Gを可能とする情報通信機器の開発、高度先進医療における新しい医療機器の開発に本研究成果がすでに生かされているが、今後も各種分野における技術革新、イノベーションに寄与するもの判断される。
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