研究課題/領域番号 |
17K06906
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
小林 信介 岐阜大学, 大学院工学研究科, 准教授 (30345920)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | プラズマ / 噴流層 / 粒子改質 / 粒子混合 / プラズマ挙動 / 粒子挙動 / プラズマ加工 / 材料加工・処理 |
研究成果の概要 |
研究開発では、研究室において新たに開発した噴流層型プラズマリアクターを粒子コーティングという実アプリケーションに応用展開することを目的とした。実験では噴流層型プラズマリアクターの設計条件を明確にするため噴流層プラズマリアクター内での粒子及びプラズマ挙動の詳細について把握するとともに、プラズマによる粒子表面電荷制御条件の把握およびプラズマ処理微粒子のコーティングについて実験的検討を行った。その結果、噴流化速度において粒子とプラズマの接触効率が最大化することが明らかとなった。また印加電圧により粒子電荷制御が可能であり、課題は残っているものの微粒子のコーティングも可能であることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
3次元立体構造を有する粒子の均一処理が困難であり、また粒子混合が不可能な従来のリモート型プラズマリアクターに対して、当該研究では微粒子の均一プラズマ処理および粒子の混合・造粒が一つの装置で連続的に可能な噴流層プラズマリアクターを開発する点で特色がある。当該研究開発では噴流層プラズマリアクター内での粒子の挙動およびプラズマの挙動を明らかにするとともに、プラズマ処理による粒子表面の静電気力制御が可能であることを示しており、今後の噴流層型プラズマリアクター装置設計において極めて有用な知見を提供している。
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