研究課題/領域番号 |
17K06925
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
|
研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
鈴木 宏和 鳥取大学, 工学研究科, 准教授 (80462696)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 好熱菌 / ジオバチラス / 耐熱化酵素 / 変異ライブラリ / スクリーニング / 進化工学 / 酵素利用 / ライブラリ / タグ / ガラクトシダーゼ / 電気穿孔法 / ライブラリー / 生育阻害 / 耐熱性酵素 / 変異導入 |
研究成果の概要 |
生物は,生命活動に必要な多様な酵素を生産する。酵素は,反応特異性と立体選択性をもつ優れた触媒として,様々な産業分野において利用することができる。しかし,酵素は概して壊れやすく不安定で,実用化しにくい。そこで本研究では,常温高活性の不安定酵素から常温高活性の耐熱化(安定化)変異酵素を,簡単に創るための基盤技術を研究した。その成果として,変異酵素群の効果的な発生法や,耐熱化変異酵素の簡便な探索法を開発した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は,耐熱化酵素群の大規模かつ高速な創出(ハイスループット化)を可能にする。将来的には,耐熱化酵素の創出を半自動化させることも可能かもしれない。耐熱化酵素のハイスループット創出は,有用酵素の耐熱化(安定化)ひいては産業界における実用化を飛躍的に促進させる。従来不可能であった有用酵素の実用化は,新たな有用物質(医薬品や化成品)の生産や新産業創成など様々な波及効果をもたらす。よって本成果は,地域活性化を含む幅広い社会貢献につながるものである。
|