研究課題
基盤研究(C)
バイオ技術は、医薬品のみならず、化成品、食品、次世代エネルギーや環境問題を克服する切り札であり、応用範囲が広い。データベースに蓄積している膨大な遺伝子情報を解読し、バイオ機能を飛躍的に高める次世代型の蛋白質工学技術は、低コストですべてのバイオ技術を更なる高みへと昇華させうる革新的な技術である。本研究成果では、新しい蛋白質工学技術を、主に重鎖可変領域抗体抗体、抗体を検出する酵素の改良に適用し、機能改変を試行した。
バイオ医薬品は、高額な薬剤費が経済毒性と揶揄され、費用対効果が重要になっている。バイオ技術は、医薬品だけでなく、次世代エネルギーや環境問題を克服する技術として期待されてきたが、基本的に技術や製品の製造コストが高く、社会の期待に陰りが生じていた。本研究では、データベースに蓄積している膨大な遺伝子情報を解読、短期間低コストで生産性、安定性、溶解性等の物性に優れた抗体、抗体検出用や臨床検査薬用の酵素を開発、産業応用可能な次世代型の蛋白質工学技術の成熟を狙ったものである。持続可能な社会を実現しうる普遍的な技術としての学術的・社会的意義は大きい。
すべて 2020 2019 2018 2017 その他
すべて 雑誌論文 (24件) (うち国際共著 4件、 査読あり 23件、 オープンアクセス 10件) 学会発表 (92件) (うち国際学会 22件、 招待講演 4件) 備考 (4件) 産業財産権 (10件) (うち外国 5件)
eLife
巻: 9
120007125057
Int J Mol Sci.
巻: 21 ページ: 361-361
120007132701
ACS Catalysis
巻: 9 ページ: 10152-10158
Appl. Env. Microbiol.
巻: 85
J. Chem. Inf. Model
巻: 59 ページ: 25-30
J. Med. Chem.
巻: 62 ページ: 8809-8818
120006882792
FEBS Lett.
巻: 593 ページ: 242-250
ACS Omega.
巻: 4 ページ: 14390-14397
Biosci Biotechnol Biochem.
巻: 83 ページ: 1721-1728
酵素工学ニュ-ス
巻: 82 ページ: 18-21
Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry
巻: 10 号: 9 ページ: 1-8
10.1080/09168451.2019.1611405
Applied and Environmental Microbiology
巻: 10 号: 12 ページ: 00459-00459
10.1128/aem.00459-19
J. Chem. Info. Model
巻: 59(1) 号: 1 ページ: 25-30
10.1021/acs.jcim.8b00649
Scientific Reports
巻: 8 号: 1 ページ: 16847-16847
10.1038/s41598-018-35331-5
FEBS Letters
巻: 593 号: 2 ページ: 242-250
10.1002/1873-3468.13301
巻: 84 号: 24
10.1128/aem.02213-18
Molecules
巻: 23 号: 8 ページ: 2020-2020
10.3390/molecules23082020
巻: 23 号: 6 ページ: 1295-1295
10.3390/molecules23061295
Biochemistry
巻: 57(26) 号: 26 ページ: 3722-3732
10.1021/acs.biochem.8b00339
巻: 23(5) 号: 5 ページ: 1125-1125
10.3390/molecules23051125
巻: 23 ページ: 1125-1125
巻: 56 号: 43 ページ: 5758-5770
10.1021/acs.biochem.7b00832
Scientific reports
巻: 7 号: 1 ページ: 9558-9558
10.1038/s41598-017-09749-2
J. Agri. Meteo
巻: 73 ページ: 195-202
130006163858
https://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/news/20180713/
https://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/news/20181031/
https://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/news/20190325-1/
https://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/news/20190305-1/