研究課題/領域番号 |
17K06936
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 兵庫医療大学 |
研究代表者 |
芝崎 誠司 兵庫医療大学, 共通教育センター, 准教授 (50342530)
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研究分担者 |
岩崎 剛 兵庫医療大学, 薬学部, 教授 (10151721)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 滑膜細胞 / エキソソーム / affibody / リウマチ / Affibody / 滑膜 / 人工抗体 |
研究成果の概要 |
これまで、炎症性サイトカインや炎症性メディエーター分子が T 細胞分化に重要な機能を有していると考えられてきた。エキソソームに内包され、細胞外に分泌される miRNA が重要な役割を果たしていることが明らかになっている。そこで本研究ではTreg 分化抑制する分子の創製として、エキソソームに含まれるmiRNAやタンパク質を認識して結合できる人工リガンド分子の創成を目指し、人工リガンド分子の取得に取り組んだ。マイクロタイタープレートを用いる手法により、抗原結合能を有する人工抗体クローンが複数取得された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
関節リウマチ(Rheumatoid arthritis:RA)は、正確な原因が不明な自己免疫疾患のひとつである。近年、抗体医薬の進歩に伴いRA患者の予後が改善されている。しかし、抗体医薬は、製造コストが薬価を高額にしており、感染症等の合併症で使用できないなど問題点がある。病原性T細胞分化に関わるmiRNAを含むエキソソームを阻害するタンパク質分子は、製造コストの優位性が考えられ、現在用いられているRA治療用抗体医薬の問題点を解決すると期待される。
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