研究課題/領域番号 |
17K06941
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
航空宇宙工学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
舩津 賢人 群馬大学, 大学院理工学府, 准教授 (50323332)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 航空宇宙工学 / 極超音速反応性流体力学 / ケイ素系耐熱複合材料 / 気泡生成 / 分光計測 |
研究成果の概要 |
開発中の空間的時間的な発光強度分布を得る先進的発光分光計測技術により、ケイ素系耐熱材料近傍の強い発光を計測し、本研究課題で導入した超広ダイナミックレンジカメラを利用して発光強度分布の計測を行った。材料表面から生ずる著しい発光と材料周辺部に生ずる微弱な発光の同時計測を行うことができた。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響により、研究の進ちょくが滞っていたことは事実であるが、研究計画に沿い、研究を進め、高エンタルピー流中のケイ素系耐熱材料の非定常挙動を可視化し、その考察を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発中の先進的発光分光計測技術に超広ダイナミックレンジカメラを導入し、空間的時間的に、材料表面から生ずる著しい発光と材料周辺部に生ずる微弱な発光を同時計測する新しい計測システムを提案・構築する点にある。この成果は、革新的な耐熱材料開発、特にケイ素系にとどまらず耐熱材料開発に直接応用でき、当該産業等への社会的な波及効果は大きく意義深い。さらに非定常挙動モデルを構築することで、地球大気圏再突入機のみならず惑星大気圏突入機の高精度な空力加熱予測に貢献でき、幅広い意味で社会に与えるインパクトは大きい。
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