研究課題/領域番号 |
17K06951
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
航空宇宙工学
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研究機関 | 京都精華大学 (2022) 武蔵野大学 (2017-2021) |
研究代表者 |
渡辺 知規 京都精華大学, 共通教育機構, 教授 (50323431)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ヘルスモニタリングシステム / マルチエージェントシステム / 安心・安全 / 強度 / マルコフ連鎖 / マルチエージェントシミュレーション / 構造・材料 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は,数理分野での研究成果との協働により,簡便で高精度・高効率・高信頼性のある新しい大規模構造ヘルスモニタリングシステムを開発することである.研究実施計画によると,研究実施最終年度は過ぎており,本年度は,延長の年であった.延長の主な理由としては,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大や世界的な半導体不足など,社会情勢の大きな変化の影響を強く受けたことがあげられる.このことに加えて,さらに,研究計画を立てていた時には想像がつかなかったことが起こっている.それは,人工知能技術の急速な発展である.この近年急速に発展した人工知能技術は,本研究内容にも大きな影響を与える可能性があることがわかってきた.例えば,昨年度までは,継続課題として,「(構造ヘルスモニタリングシステムでの検査手順等について)たたき台となるアルゴリズムの完成を目指す」ことを実施項目のひとつとしていた.この課題は,本研究目的を達成するために解決をしなくてはならない重要項目のひとつとなっている.この課題が,近年急速に発展した人工知能技術と結びつくことによって,課題解決に向けてのステップが,大きく前進する可能性があることも考えられるようになってきている.研究期間延長は,研究の停滞を越えた研究の萌芽をももたらすと感じることができた.研究は,一般に,大量の時間と労力を要する一方で,大量の時間と労力を投入したからといって十分な結果が得られるとは限らないという面をもつ.いずれにしても,本研究課題終了までは,本研究での重要課題にじっくりと時間と労力を費やしていきたい.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
昨年度に引き続き,最大の理由は,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大や世界的な半導体不足など,社会情勢の大きな変化の影響を強く受けたことである.研究遂行や物品調達が困難な状況であった.
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今後の研究の推進方策 |
現在,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染症法上の位置づけが変更されようとしている.しかし,今後の感染拡大や世界的な半導体不足など,社会情勢の大きな変化の影響については予想がつかない.今後も,研究遂行や物品調達が困難な状況は続くと想定していたほうがよいのではないかとも考えられる.先を見通すことは非常に難しい.それゆえ,その時々の状況に応じて柔軟に対応をしていきたい.本研究開始当初からは予期できなかったことが多々あるなかで,研究計画や物品調達なども十分に吟味をして,意義のある成果を出せるように尽力していきたい.
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