研究課題/領域番号 |
17K06962
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
中村 一彦 山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (40402086)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 水中光無線 / 可視光レーザ / 多元接続 / 水中通信 / 可視光LD / 波長分割多重 / シングルビーム / 可視光通信 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,伝送速度のさらなる高速化と数十~数キロメートルでの長距離伝送が可能な水中光無線通信システムの構築を目指す.本研究では,(1) 複数LD光源を有する水中光無線システム検証用通信システムとして,水中での減衰が比較的小さい青(405 nm)・緑色(532 nm)レーザを用いたWDM伝送システム構築,(2)長距離伝送時における浮遊物質の影響,(3) 距離延伸のための広帯域光電子増倍管(PMT)の適用効果,(4)複数LDを用いたOFDM/SBMA方式による大容量化について検討した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海中探査では水中探査機による調査が積極的に行われている.しかしながら,水中探査機の移動自由度を確保するためには取得した動画像やセンシング情報などを無線で通信することが望まれているが,従来の音響波通信ではフルHDや4K等の高精細動画を送ることは困難である. 可視光を利用した光無線通信システムであれば,今後の高速水中光無線通信システムの発展に大きく寄与するものと考えている.本システムにより,広大な海洋の資源探査だけでなく,地震関連の調査に大きく寄与する高精細動画像の水中伝送システムの実現が期待できる.
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