研究課題/領域番号 |
17K07027
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
エネルギー学
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
小倉 裕直 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (40253554)
|
研究分担者 |
廣瀬 裕二 千葉大学, 大学院工学研究院, 助教 (60400991)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 太陽エネルギー / ケミカルヒートポンプ / 独立型 / 冷凍 / 蒸発 / 低炭素 / 化学蓄熱 / ソーラーケミカルヒートポンプ / 冷暖房 / 蒸発凝縮 / 太陽熱 / 熱媒 / 冷媒 / 再生可能エネルギー / 冷凍空調 |
研究成果の概要 |
資源・エネルギーの有効利用について、太陽熱を密閉型ケミカルヒートポンプシステムに、集熱、熱交換、化学蓄・放熱、蒸発・凝縮を行うことにより、年中通して利用可能な電気やガス等の他のエネルギーを利用しないケミカルヒートポンプによる完全独立型高効率太陽エネルギー駆動冷凍・冷暖房・給湯システムの構築を目指した。 本研究では、ソーラーケミカルヒートポンプによる本システムの基本装置運転評価および実用化可能な段階まで評価技術を高めたシステムシミュレーション評価を行った。その結果、ヒートポンプ機器として重要となる各種システム性能について、既存の太陽熱利用システムを上回る評価が得られた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、電気やガス等の他のエネルギーを一切利用しない、年中通して利用可能なケミカルヒートポンプによる完全独立型高効率太陽エネルギー駆動冷凍・冷暖房・給湯システムの構築を目指したものであり、きわめて独創的であり、学術的にもエネルギー工学等の複合的な学問知識経験が必要であり、基幹学問だけでは不可能な研究である。 社会的意義としては、本研究成果によるヒートポンプが実用化されれば、ビルや家庭の冷暖房や給湯、さらにはあらゆる工場等での冷凍・空調における膨大なエネルギー消費がゼロに近づけられることから、限りある化石燃料使用量の大幅削減ならびに二酸化炭素排出等の環境問題への悪影響が世界的に激減され得る。
|