研究課題
基盤研究(C)
PP6ホスファターゼは、触媒サブユニット(Ppp6c)と制御サブユニットからなる複合体である。我々は、以前、Ppp6cが、がん抑制遺伝子であることを世界で初めて証明した。本研究では、証明したが、本研究では、Ppp6cと変異型RASとの関係を検討し、RASによって引き起こされる腫瘍形成を抑える機能があることを見出した。一方でPpp6cがメラノーマで高頻度に変異していることが報告されている、メラノーマ発生との関係を検討した。 (212)
プロテインキナーゼの異常が発がんの原因となっていることは明らかである。一方で、ホスファターゼが原因となる発がんに関しては研究が遅れていた。申請者は、PP6ホスファターゼ (Ppp6c)遺伝子を 皮膚特異的に欠損するマウスを作製し、DMBA処理や紫外線照射により腫瘍が高率に発生する事を見いだした。本研究は、これまでの研究の継続として、Ppp6cと発がんとの関連を明らかにすることである。(193)
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち国際共著 3件、 査読あり 11件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 4件)
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