研究課題/領域番号 |
17K07222
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 長崎大学 (2018-2019) 静岡県立大学 (2017) |
研究代表者 |
村岡 大輔 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 准教授 (20608955)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 腫瘍局所マクロファージ / 免疫チェックポイント療法抵抗性 / 免疫チェックポイント阻害療法抵抗性 / マクロファージ |
研究成果の概要 |
免疫チェックポイント阻害療法などのがん免疫療法が、その高い有効性から注目を集めている。しかしながら、一部の癌は、これらの治療法に対し不応答性であることが問題となっている。不応答性となる原因として、非活性化状態であり抗原提示能を示さない腫瘍局所マクロファージtumor-associated macrophages (TAM)の存在が鍵となることが明らかになってきた。本研究では、この様なマクロファージの性質を決定する分子を同定し、新しい治療法を開発することを目指す。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
がん免疫療法の治療効果を向上させる為に、TAMを標的とした様々な戦略が取られてきた。しかしながら、未だにTAMの性質を制御する方法は確立されていない。本研究では、IKKがTAMの性質決定において重要な分子であることを明らかにし、その阻害が免疫チェックポイント阻害療法の有効性を向上させることを明らかにした。当研究成果は、今後のがん免疫療法の適応拡大につながる可能性がある。
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