研究課題/領域番号 |
17K07246
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ゲノム生物学
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
友田 紀一郎 大阪医科大学, 医学部, 非常勤講師 (50362843)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | X染色体不活性化 / X染色体再活性化 / ヒトiPS細胞 / マウス多能性幹細胞 / 着床 / 胚盤胞 / 初期発生 / 胚性ゲノム活性化 / 多能性幹細胞 / 受精卵 / X染色体 / X不活性化 / X再活性化 / ヒト人工多能性幹細胞 / 分化 / XaXa / 全能性 / ゲノム機能発現 / ヒト多能性幹細胞 |
研究成果の概要 |
二本のX染色体が転写的に活性化している(XaXa)女性ドナー由来ヒト人工多能性幹細胞(ヒトiPS 細胞)を誘導する条件を再検証することを目的に、マウス多能性幹細胞を用いて解析を行った。その結果、我々の開発した培養条件下で、受精後に見られる遺伝子発現変化を伴い、着床する能力を持つ胚盤胞に類似した構造体が形成された。この構造体をinduced blastocyst-like cyst(iBLC)と名付けて論文発表を行った。この実験系は、ヒトiPS細胞培養条件の改良のみならず、受精後の初期発生の解明のための有用なモデルになると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マウス多能性幹細胞を用いてヒト人工多能性幹細胞(iPS 細胞)の培養条件最適化を行った。我々の開発した培養条件下で、受精後に見られる遺伝子発現変化を伴い、着床する能力を持つ胚盤胞に類似した構造(誘導性胚盤胞様嚢胞、iBLC)が形成された。この実験系は、ヒトiPS細胞培養条件の改良のみならず、受精後の初期発生の解明のための有用なモデルになると考えられる 。
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