研究課題/領域番号 |
17K07256
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ゲノム医科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
ウォルツェン クヌート 京都大学, iPS細胞研究所, 准教授 (50589489)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Human leukocyte antigen / HLA / ゲノム編集 / iPS細胞 / CRISPR Cas9 / KRAB / B2M / allograft / alloresponse / 再生医療 / ゲノム生物工学 / 個別化医療 |
研究成果の概要 |
ヒト白血球抗原(Human Leukocyte Antigen)は、細胞移植の際、拒絶反応を引き起こす細胞表面の糖タンパク質であり、個人が固有のパターンを持つ。個別化iPS細胞は自家移植を可能にするため、細胞療法として大きな可能性を持つ。しかし、全ての治療においてのオンデマンド作製やバンキングは技術的にも経済的にも実現性が低い。一方で、固有のHLAを持たない「ユニバーサル」iPS細胞は、免疫拒絶反応の回避ができると考えられる。我々は、再生医療に広く適用可能で安全なiPS細胞の提供を目標として、HLAの発現と提示を制御するためのエピジェネティック制御システムを開発し、その可逆性を調べた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
We created a reversible gene regulation system which is sensitive and could be applied in vivo. We made a new finding that epigenetic changes caused by an RNA-programmable repressor may persist through differentiation. Our system should be useful for the study of gene function and immunoregulation.
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