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可逆的アセチル化によるTSC2分子機能制御の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K07295
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 分子生物学
研究機関愛知県医療療育総合センター発達障害研究所

研究代表者

川口 禎晴  愛知県医療療育総合センター発達障害研究所, 細胞病態研究部, 主任研究員 (00450833)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードアセチル化 / TSC2 / mTOR / 翻訳後修飾 / mTOR / 線維性硬化症 / 自閉症 / 概日リズム / Rheb / SIRT1 / 脱アセチル化 / 可逆的アセチル化 / タンパク質の翻訳後修飾
研究成果の概要

タンパク質分子に起こるアセチル化は、その分子の働きを調節する翻訳後修飾の一つである。我々は線維性硬化症の疾患因子であるTSC2分子にアセチル化が起こることを見出した。本研究では、可逆的アセチル化によるTSC2分子の機能調節の可能性について研究を行った。その結果、TSC2のアセチル化は、TSC2分子内のリン酸化状態を変化させてTSC2の働きを調節すること、またmTORシグナリングの活性化因子であるRhebとTSC2との相互作用を変化させることを明らかにし、結果としてmTORシグナリングを活性化することを見出した。さらに、このアセチル化は概日リズムに伴って変動することを発見した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、タンパク質のアセチル化がヒストンによる遺伝子発現調節以外にも重要な役割を担うことを示す重要な成果である。また、TSC2分子がmTORシグナリングの調節因子であることから、アセチル化によるTSC2分子の機能調節の発見はmTORの機能障害が関与する様々な疾患の病態解明や新規治療法の開発に貢献する。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 自閉症関連因子TSC2の可逆的アセチル化による制御とmTOR活性2018

    • 著者名/発表者名
      川口禎晴、深田斉秀、竹島京子、中山敦雄
    • 学会等名
      日本神経科学大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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