研究課題/領域番号 |
17K07309
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
嶋田 睦 九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (70391977)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 蛋白質 / X線結晶構造解析 / 等温滴定熱測定 / エンドサイトーシス / 蛋白質間相互作用 / 電子顕微鏡 / X線結晶解析 / タンパク質間相互作用 |
研究成果の概要 |
クラスリン依存性エンドサイトーシスは真核生物の細胞が細胞内に物質を取り込む仕組みであり、 中心となるタンパク質であるクラスリンが細胞膜上で格子状に重合するクラスリン重合過程から開始される 。クラスリン重合を担うタンパク質には、クラスリン格子の中央部、あるいは辺縁部に局在するタンパク質などが存在し、複雑なネットワークを形成してこの過程を進行させる。本研究では、構造生物学的手法と生化学的手法を組み合わせ、クラスリン重合過程の進行を担う鍵となる分子であるEps15やAP-2複合体などの分子の相互作用の構造的基盤を解明し、クラスリン重合進行機構の新規モデルの構築を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究ではクラスリン依存性エンドサイトーシスのクラスリン重合ステップに関与するタンパク質について、その相互作用の構造的基盤を解明し、新たなクラスリン重合モデルを構築した。この成果は真核生物における普遍的な生命現象であるクラスリン依存性エンドサイトーシス進行機構の理解を深めるだけでなく、近年注目を集める、クラスリン依存性エンドサイトーシスをターゲットにした創薬の基礎にもなる成果である。
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