研究課題/領域番号 |
17K07336
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
表 弘志 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (10273707)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アスコルビン酸 / デヒドロアスコルビン酸 / 小胞型トランスポーター / ノルアドレナリン / 副腎 / クロマフィン顆粒 / 輸送 / ドーパミンβヒドロキシラーぜ / トランスポーター / クロマフィン細胞 / ビタミンC / シトクロムb561 / 生体膜 |
研究成果の概要 |
ドーパミンからノルアドレナリンを合成するドーパミンβヒドロキシラーゼは副腎髄質のクロマフィン顆粒内に存在しており、アスコルビン酸(ビタミンC)を補酵素として必要とする。また、アスコルビン酸がこの顆粒内に蓄積していることは古くから知られていた。しかし、小胞内にアスコルビン酸を輸送蓄積するトランスポーターは不明のままであった。本研究では小胞内へアルコルビン酸を輸送するトランスポーターを同定し、そのメカニズムを明らかにすることを目的とした。クロマフィン顆粒に酸化型であるデヒドロアスコルビン酸を輸送するトランスポーターが存在することを顆粒を用いた実験などから見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アスコルビン酸はノルアドレナリンの合成、コラーゲンや胆汁酸の合成、ラジカルの除去など、生命の生存に必須な役割を果たしている。アスコルビン酸の欠乏は壊血病等の疾患を引き起こす事からその生理機能や作用機序の解明の重要性が広く認識されている。 本研究はこれまで未知のまま残されていた小胞でのアスコルビン酸作用を明らかにするものであり、歴史的、栄養学的にも重要な意義を持っている。
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