研究課題/領域番号 |
17K07346
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 信州大学 (2018-2019) 東京女子医科大学 (2017) |
研究代表者 |
富田 毅 信州大学, 学術研究院医学系, 准教授 (20302242)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | C1D / MTR4 / 亜鉛フィンガータンパク質 / mTOC / ZFC3H1 / SAA3 |
研究成果の概要 |
mTOC(セラストラマイシン結合タンパク質)は亜鉛フィンガーを含む約2000アミノ酸で構成されるタンパク質であり、哺乳動物細胞に広く発現している。培養細胞を用いた実験から、低分子化合物セラストラマイシンの抗炎症作用は、セラストラマイシンのmTOCへの結合によって引き起こされると考えられている。そこで本研究では、mTOCの生理機能を解析することを目指し、mTOCおよびその関連因子について生化学的に調べた。研究結果から、mTOCの結合因子であるMTR4およびC1Dに関する知見を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、セラストラマイシン結合タンパク質とその関連タンパク質であるMTR4やC1Dの細胞内における機能に関する新たな知見を得ることができた。これらの基礎的知見は、炎症における細胞内のタンパク質ータンパク質相互作用の変化を解析を行う上で有用な情報となる。将来的な細胞内の炎症ネットワーク解析に役立つと考えられる。
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