研究課題/領域番号 |
17K07407
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
発生生物学
|
研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
宮西 正憲 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 上級研究員 (80542969)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 造血幹細胞 / 自己複製能 / Hox遺伝子 / 再生医療 |
研究成果の概要 |
造血幹細胞は、自己複製能と多分化能を有する血液細胞と定義され、生涯にわたり赤血球、血小板、顆粒球、リンパ球といったあらゆる成熟血液細胞を供給しつづけます。しかし、この造血幹細胞が、生体内でどのようにして長期間にわたり維持され、生体の恒常性の維持に寄与しているかは不明な点が多く、自己複製能と多分化能を制御するメカニズムを理解する必要があります。この問題を解く鍵として、申請者が開発した長期造血幹細胞特異的レポーターシステムを用い、自己複製能と多分化能を制御するメカニズムの一端を明らかにしました。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
造血幹細胞を用いた細胞治療(造血幹細胞移植)は、白血病等の悪性血液疾患の根治療法として60年以上にわたり広く用いられています。その一方で、造血幹細胞移植に伴う副作用には致死性のものが多く、より安全な治療法の開発は極めて重要な課題であります。そのためには、造血幹細胞の基本となる細胞機能の理解は必須であり、今回の研究成果は造血幹細胞を含む他幹細胞においても有益な情報となります。また将来の造血幹細胞を用いた新規治療法開発に大きく貢献することが期待されます。
|