研究課題/領域番号 |
17K07434
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
森安 裕二 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (20200454)
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研究分担者 |
金子 康子 埼玉大学, 教育学部, 教授 (30194921)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 液胞形成 / オートファジー / タバコBY-2細胞 / シロイヌナズナ培養細胞 / ミニプロトプラスト / タバコ培養細胞 / BY-2 |
研究成果の概要 |
細胞体積の大部分を占める液胞をもつことは植物細胞の特徴の一つである。液胞は他のオルガネラから形成されると考えられているが、統一的な形成のメカニズムは明らかになっていない。タバコBY-2細胞やシロイヌナズナ培養細胞から調製したプロトプラストから液胞を取り除くことができる。このような液胞を取り除いたプロトプラストを培養すると液胞が再形成される。この過程を解析し、液胞形成にはマクロオートファジーと、マクロオートファジーとは異なるオートファジー経路が関与していることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1. 本研究により、マクロオートファジー経路とは異なる「新奇のオートファジー」の存在が明らかにされたと考える。2. 私たちは、約4年間かけて作製したATG遺伝子破壊シロイヌナズナ培養細胞を他の研究者に配布することで、植物オートファジー研究に貢献できると考えている。3. 液胞は植物細胞の大部分を占めるオルガネラである。よって、液胞形成の問題は植物細胞の成長の問題、ひいては、植物の成長の問題、私たちヒトの食糧問題と密接に関係する。
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