研究課題/領域番号 |
17K07452
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
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研究機関 | 国際基督教大学 |
研究代表者 |
溝口 剛 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (70281623)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | photoperiodic response / 光周期 / 生物時計 / 概日リズム / シロイヌナズナ / 長日性 / 短日性 / 光周性 / Arabidopsis thaliana / 概日時計遺伝子 / 概日時計 / 植物科学 |
研究成果の概要 |
elf3;giでは、FT発現量は長日条件下で低く、短日条件下では高くなった。elf3;giにおけるFT発現量について暗中断の影響を確認した。Ws及びCol背景のelf3;gi二重変異体候補の単離、変異体の解析を実施した。elf3;giでは、実験室内条件下と同様に、自然条件下の短日条件下の方が長日条件下よりも早咲きとなった。Brassica rapaのGIとELF3の相同性遺伝子の点突然変異体系統の種子を複数入手した。短日及び長日条件下で播種し、コントロール植物との花成時期を比較した。二重変異体の作出を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
長日性のシロイヌナズナを基本型として、多種類の変異導入により、短日性を含めた自然界に存在するさまざまな光周期応答性の再現(再構成)を試みる第一歩となった。短日性を示すシロイヌナズナ変異体が実際に得られたことで、光周期応答性の分子基盤の解明につながる可能性がある。本研究により得られた研究成果により、今後は植物の開花・種子収穫季節を自在に制御する技術開発につながる可能性が考えられる。光周期応答性を改変した新規植物の分子育種により、地球上で今後さらに劣化の進行が危惧される栽培環境への適応可能性が拡大され、食糧生産性向上と地球環境保全の基礎基盤作りに活用されると考えられる。
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