研究課題/領域番号 |
17K07592
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用人類学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
高須 奈々 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 特任研究員 (30467394)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | サーカディアンリズム / 体内時計 / 視交叉上核 / 加齢 / 睡眠・覚醒リズム / 不妊 / 生体リズム / 基礎体温 / 月経周期 / 睡眠習慣 / 生理学 / 人類学 / 脳・神経 |
研究成果の概要 |
野生型雌性マウスをヒトの生活を模した平日(5日)と週末(2日)を導入した飼育環境下に置き、さらに週末は夜更かし・朝寝坊を模して消灯と点灯時刻を3時間遅らせると、中年マウスでは「社会的時差ボケ」様の社会的時刻と体内時計時刻の不調和が生じ、性周期が不明瞭になった。近年、晩婚化に伴い、初産年齢も高齢化傾向にあるが、年齢の上昇に伴い受精卵の着床の低下や流産のリスクも高まるために、不妊で悩む人も増加している。そこでヒトにおける「社会的時差ボケ」の実態を把握し、性周期不正との関連を検証するため、ウェアラブルデバイスを応用した、サーカディアンリズム測定系を構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、晩婚化に伴い、初産年齢も高齢化傾向にあるが、妊娠年齢の上昇に伴い、受精卵の着床の低下や流産のリスクが高まるために、不妊で悩む人が増加している。本研究で「社会的時差ボケ」が不妊のリスクを高めることが明らかになれば、加齢とともに漸増する不妊の予防のために「規則正しい生活」を推奨することが可能になる。
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