研究課題/領域番号 |
17K07597
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用人類学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
北村 真吾 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 睡眠・覚醒障害研究部, 室長 (80570291)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 概日リズム位相 / 放熱反応 / 末梢体幹皮膚温度勾配 / 概日リズム / 睡眠恒常性 / 小児 / 放熱 / アクチグラフ / 活動量計 / 睡眠 / 朝型夜型 / 位相角差 / 児童 |
研究成果の概要 |
子どもの年齢変化で睡眠は短時間化・夜型化が進み問題が生じやすい。6-15歳の男女児童39名でメラトニンにみられる概日リズムの変化と、睡眠開始のタイミングを示す放熱反応の寄与を検証した結果、概日リズムは年齢とともに有意に後退し(r=0.507)、放熱の指標であるDPGは就床前100分で年齢との相関がみられた(r=-0.359)。両者の時間差には年齢との相関がみられず、概日リズムの後退とともに適切な睡眠のタイミングも一致して交代することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では学童期の睡眠習慣変化の背景要因としての概日リズム(メラトニン)変化と放熱反応との関連を評価した。概日リズムと放熱反応が有意に相関していたことから、学童期の睡眠習慣維持には概日リズムの調節が主なターゲットであり、光環境(日光、LED等)の適切な整備が重要であることが示唆される。また、学童期においても適切な睡眠のタイミングには概日リズムを基準とすることが妥当であることが確認された。
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