研究課題/領域番号 |
17K07604
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
遺伝育種科学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
渡邊 啓史 佐賀大学, 農学部, 講師 (40425541)
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研究分担者 |
穴井 豊昭 佐賀大学, 農学部, 教授 (70261774)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ダイズ / DNAマーカー / 突然変異集団 / 次世代シークエンス解析 / マッピング / 変異遺伝子 / 高速マッピング / イソフラボン / 遺伝資源 / 突然変異系統 / 遺伝子 / 次世代シークエンサー / 突然変異 / 変異集団 / 次世代シークエンス |
研究成果の概要 |
次世代シークエンス解析データから取得した、品種間の多型情報を元に、1塩基多型の近接塩基に塩基置換を伴ったプライマーを設計することでPCR断片の融解温度の差分を最適化したDNAマーカー(Nearest neiboring nucleotide substitution HRM marker: NNNs-HRMマーカー)を開発した。このマーカーを用いた選択的遺伝子型決定法により、変異遺伝子座を少数の遺伝子型情報を元に染色体上に位置づけ、次世代シークエンス解析から得られた多型情報と組み合わせることで、変異遺伝子の責任遺伝子を比較的低コストで同定することが可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本課題で開発した技術は突然変異集団から表現型選抜によって見出された突然変異系統の変異遺伝子について、表現型の変化の原因となるDNA多型を選択的遺伝子型決定法と次世代シークエンス解析技術を組み合わせることで、比較的容易に同定することを可能にした。またその変異遺伝子を新品種の育成に利用するにあたり、遺伝子型判別の容易なDNAマーカーと併せて育種現場に提供することが可能となった。
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