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玄米に含まれる二次代謝産物に注目したインド型水稲多収品種の登熟特性の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K07629
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 作物生産科学
研究機関国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構

研究代表者

中野 洋  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 九州沖縄農業研究センター, グループ長 (10414814)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード水稲 / 高温 / 登熟 / バイオマーカー / 植物 / ストレス
研究成果の概要

水稲の高温登熟バイオマーカーのphenylpropanoid glycoside及びγ-oryzanolの含有率は、高温環境下での登熟に優れる「タカナリ」が「コシヒカリ」に比べ低かった。さらに、「コシヒカリ」と「タカナリ」の交雑に由来する正逆染色体断片置換系統群(CSSLs)において、phenylpropanoid glycoside及びγ-oryzanolの含有率を調べた。その結果、phenylpropanoid glycoside及びγ-oryzanolの合成に関与する量的形質遺伝子座(QTLs)は、それぞれ第4及び5染色体に存在することが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回、水稲の高温登熟バイオマーカーのphenylpropanoid glycoside及びγ-oryzanolの合成に関与する遺伝子候補領域がそれぞれ第4及び5染色体に存在することが明らかになった。今後、これらの領域の絞り込みを進め、遺伝子を単離・同定することで、高温環境下でも登熟の優れる品種の育成に繋げることができる。また、phenylpropanoid glycoside及びγ-oryzanolは動物に対して様々な生理活性を持つ化合物として知られているため、機能性を持つ品種の育成にも繋げることができる。

報告書

(1件)
  • 2019 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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