研究課題/領域番号 |
17K07631
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
作物生産科学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
石丸 健 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 作物研究部門, 主席研究員 (80370641)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 倒伏 / イネ / 植物体支持力 / QTL / 老化 / 糖シグナル / 支持力 / NIL / 上米比率 / 半矮性 / ゲノム育種 |
研究成果の概要 |
本研究では、植物体の支持力を強くして耐倒伏性を高めるprl5の作用機構の解明と有用性評価を行った。糖シグナルであるT6P合成遺伝子がprl5の原因遺伝子であり、発現量の差がアレルを決定する要因であることを明らかにした。更に植物の老化に関わるSnRK1の発現抑制を介して光合成能を維持することで耐倒伏性を高めると考えられた。また、NILの収量、食味はコシヒカリと同等であり有用性は高いと考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
倒伏はイネ栽培における最も重要な障害であり、コストや確実性から耐性品種の開発が最も有効な対処方法で有る。本研究において我々の研究チームは、植物体の支持力を強くして耐倒伏性を高めるprl5の原因遺伝子を特定し有用性が高いことを示した。得られた結果は、耐性系統の作出に活用できる。また、イネの植物体下部の枯れ上がりがどの様に制御されているかを分子レベルで明らかにできた。これらの結果は、老化機構の全貌解明に繋がる重要な知見である。
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