研究課題/領域番号 |
17K07641
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
園芸科学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
高村 武二郎 香川大学, 農学部, 教授 (40253257)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | シクラメン / 種間雑種 / 遠縁交雑 / 花色 / 種間交雑 / 生育サイクル / 倍加 / 複二倍体 / アミプロホスメチル / 園芸学 / 育種学 |
研究成果の概要 |
C. hederifoliumとC. purpuarscensとの種間交雑後に倍加処理を伴う胚珠培養を行った結果,複二倍体を得ることは容易ではないが,胚珠培養の援用により安定して種間雑種が獲得できることが示された.また,C. coumまたはC. alpinumとC. mirabileとの種間交雑においても,胚珠培養の援用により種間雑種を作出できることが示され,胚珠培養の援用により多くの野生種間の種間雑種が作出できる可能性が示された.さらに,いくつかの種特異的な有用形質が異ゲノム間の交雑でもその雑種に導入可能であることが示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果により,未利用遺伝資源を利用した,既存の品種の枠を超えた遺伝資源の開発の可能性が広がり,屋外栽培用のシクラメンの品種開発の発展につながることが期待される.また,これまでにないゲノム構成の種間雑種の作出や異ゲノム間の交雑における有用形質の遺伝様式の解明は,園芸育種学の学術的進展に貢献できるものと期待できる.
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