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マンゴー品種間における花成制御機構の違いとその要因解析

研究課題

研究課題/領域番号 17K07652
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 園芸科学
研究機関近畿大学

研究代表者

神崎 真哉  近畿大学, 農学部, 准教授 (20330243)

研究分担者 高居 恵愛  石川県立大学, 生物資源環境学部, 准教授 (70589770)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード花成誘導 / FLOWERING LOCUS T / 低温遭遇 / FT遺伝子
研究成果の概要

本研究は,マンゴーの花成制御機構の品種間差異を解析し,低温以外の花成誘導要因を明らかにすることにより,マンゴーの新規作型や生産安定化に有効な知見を得ることを目的として実施した.その結果,低温遭遇による花成誘導には‘Irwin’と同様に他の品種でもMiFT遺伝子の発現が関与しているものの,夏季開花にはMiFTは関与していないことが明らかとなった.さらに花成に低温が必須であると考えられていた‘Irwin’でも夏季開花することが見出された.今後,遺伝子の網羅的解析を進め夏季開花の仕組みを明らかにしていく予定である.

研究成果の学術的意義や社会的意義

マンゴーの花成に関して,低温に遭遇せず,また,MiFT遺伝子の発現が増加しなくても花成誘導が進むことが熱帯性品種だけではなく'Irwin'でも確認されたことは興味深い.これまでにマンゴーの花成制御の仮説として広く受け入れられているVP/FP仮説を検証するための足がかりになるであろう.一方,夏季開花の仕組みが解明されれば,マンゴーの新規作型や生産安定化技術の開発に繋がることから,実用的価値も高いと考えている.

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] マンゴー品種間における花成反応の差異2019

    • 著者名/発表者名
      巽賢太郎・高居恵愛・志水恒介・小枝壮太・神崎真哉
    • 学会等名
      日本熱帯農業学会第126回講演会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] マンゴーの花成誘導因子MiFTの発現量および発現時期が花芽形成に及ぼす影響2018

    • 著者名/発表者名
      巽賢太郎、小枝壮太、志水恒介、神崎真哉
    • 学会等名
      園芸学会平成30年度秋季大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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