研究課題/領域番号 |
17K07654
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
園芸科学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
八木 雅史 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 野菜花き研究部門, 上級研究員 (40391403)
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研究分担者 |
宇野 雄一 神戸大学, 農学研究科, 准教授 (90304120)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ナデシコ / バーナリゼーション / 春化 / 低温 / 連鎖地図 / マイクロアレイ / カーネーション / 園芸学 |
研究成果の概要 |
植物の生存に不利な環境下での開花を抑制するシステムである低温要求性の開花は、園芸栽培化の過程で失われた形質の一つである。本研究では、開花に低温を必要としないカーネーションと一定期間の低温を要するナデシコ属野生種Dianthus capitatusを材料に、開花に必要な低温期間の検討、遺伝解析を行うための分離集団および連鎖地図の作成、低温処理中のマイクロアレイ解析による発現解析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
カーネーションは代表的な切り花であるが、開花にかかわる分子生物学的な制御機構はほとんど明らかになっていない。本研究では、ナデシコ属野生種との比較解析を通じて、低温に対する開花制御にかかわると考えられる遺伝子を明らかにした。今後は、開花制御機構全体をより詳細に明らかにすることで、光にも温度にもマイルドな反応を示すカーネーションの開花への理解が深化するとともに、野生種の積極的な利用による開花習性の異なる新奇カーネーションの作出が期待される。
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