研究課題/領域番号 |
17K07690
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
中南 健太郎 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 研究員 (40513403)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 低温ストレス / シロイヌナズナ / 機能性ペプチド / 環境ストレス応答・耐性 / 低温ストレス応答・耐性 |
研究成果の概要 |
主要な環境ストレスの一つである低温ストレスに対する植物の応答・適応メカニズムの解明は,農作物の生育範囲拡大や生長促進・収量増につながる重要な研究である.本研究は,低温ストレス耐性及び,越冬後の生長再開に関与する新規機能性ペプチドを同定することを目的とする.さらに,同定したペプチドを人工合成し,添加試験によりペプチドの機能解析を行うものである. 天然物であるペプチドは化学肥料などより比較的安全であるため,本研究による新規機能性ペプチドの発見は,農作物の低温耐性を強化する新しい農法の開発に貢献できると期待される.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ペプチドはアミノ酸がいくつか結合している天然物であり,様々な機能を有することから現在では,医療や食品などにも利用されている.化学合成された薬品と比較して安全性が高いため,製品などに応用されやすい.本研究は,植物の低温ストレス耐性を強化する機能性ペプチドの発見と機能解析を目的としており,新たなペプチドの発見により,冷害などで生育不良を起こす作物の改善や,冬季間の加温されたハウス栽培での作物の生育促進など,ペプチドを利用した新規農法の開発が期待される.
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