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土壌の生物性評価手法としての微生物起源揮発性有機化合物の網羅的解析法の適用

研究課題

研究課題/領域番号 17K07699
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 植物栄養学・土壌学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

境 雅夫  鹿児島大学, 農水産獣医学域農学系, 教授 (20225775)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード土壌微生物 / 揮発性有機化合物
研究成果の概要

土壌微生物由来の揮発性有機化合物(VOCs)を網羅的に解析することにより、土壌の生物性を評価するための解析方法の開発を行った。土壌中に存在する微量な微生物由来VOCsを測定するため、大容量ヘッドスペース(LVSH)法を適用した。測定条件の最適化によって土壌VOCsプロファイルを得ることに成功した。また、根圏土壌のVOCs解析についても、根圏土壌をつけた状態で植物体をLVSH容器に入れて測定する方法を開発した。さらに、土壌VOCsプロファイルと土壌細菌群集構造との関係性について評価した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で確立する微生物の産生する土壌VOCsの網羅的な解析方法は煩雑なサンプル調製の必要もなく非常に迅速・簡便であり、実際の土壌環境をほとんど破壊することなく分析できる特徴がある。また、土壌の生物性を十分に反映していると考えられる。さらに、得られた結果は各サンプル土壌の土壌VOCsプロファイルとして、各種の土壌分析結果とともにデータベース化することも可能であり情報の共有が可能である。よって、本技術は土壌の生物性評価法として意義あるものである。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] 植物および根圏微生物群の揮発性有機化合物のメタボローム解析2019

    • 著者名/発表者名
      池永 誠・山野優花・吉﨑由美子・境 雅夫
    • 学会等名
      第13回 メタボロームシンポジウム
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 植物根圏土壌における微生物群集構造と揮発性有機化合物の網羅的解析2019

    • 著者名/発表者名
      山野優花・池永 誠・吉﨑由美子・境 雅夫
    • 学会等名
      日本土壌肥料学会九州支部会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 土壌・植物根圏における揮発性有機化合物(VOC)の網羅的解析による微生物群集の評価2018

    • 著者名/発表者名
      池永 誠・川内智裕・吉﨑由美子 ・境 雅夫
    • 学会等名
      日本土壌微生物学会2018年度大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 土壌の生物性評価手法としての微生物起源揮発性有機化合物の網羅的解析法の検討2017

    • 著者名/発表者名
      川内智裕・山野優花・吉﨑由美子・池永 誠・境 雅夫
    • 学会等名
      環境微生物系学会合同大会2017
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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