研究課題/領域番号 |
17K07704
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
岡崎 圭毅 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 中央農業研究センター, 上級研究員 (40414750)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ダイズ / メタボロミクス / GC/MS / 土壌水分 / 乾燥 / 過湿 / 代謝産物 / RNA-seq / 簡易分析 / 湿害 / VOC / 生産性 / 無機元素 / 代謝産物解析 / 窒素動態 |
研究成果の概要 |
ダイズのポット試験により、土壌容量、乾燥、過湿条件に対する生理的応答性を代謝産物の解析により行い、地上部や根部において一定の影響が認められた。乾燥ストレスに関しては、4回分の葉身試料の解析を実施し、乾燥ストレスに対して共通した応答を示す指標として、イノシトール類が有望であることを見出した。過湿ストレスについては、処理の2週間後も代謝産物プロファイルに影響が残ることを見出した。RNA-seqにより、この過湿ストレスの履歴が遺伝子発現に及ぼす影響を調査し、一定の影響が残ることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、ダイズの乾燥および過湿条件等の組み合わせによる影響メカニズムの理解が進展し、ストレスの指標となる複数の成分を特定することに成功した。これらの知見は、今後気候変動環境下における作物の頑強性向上に資すると期待される。
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