研究課題/領域番号 |
17K07735
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
岩木 宏明 関西大学, 化学生命工学部, 教授 (00368200)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | バイオベースポリマー / シクロオクタノン / シクロヘキサンカルボン酸 / 微生物生産 / 廃食用油 / バイオマス / 廃棄物再資源化 / 微生物 |
研究成果の概要 |
本研究では、廃食用油を原料としたポリマー生産系構築に資する遺伝子資源を獲得することを目的とし、廃食用油の主成分の1つであるオレイン酸から,シクロオクタノン, 8-オクタノリドを経由し,ポリ(8-オクタノリド)を合成する系に資するシクロオクタノンモノオキシゲナーゼ遺伝子の取得・解析を試みた。さらに、オレイン酸からシクロヘキサンカルボン酸を経て4-ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸,4-ヒドロキシ安息香酸,プロトカテキュ酸,2-ピロン-4,6-ジカルボン酸を合成する系に資するシクロヘキサンカルボン酸分解系(芳香族化経路)遺伝子群の取得・解析を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
持続可能社会の実現には、化学製品の石油系資源依存から再生可能資源への切り替え(カーボンニュートラルの実現)は重要である。そのためには優れた物性を有し、食料とは競合しないバイオマス由来のポリマー生産系の構築が不可避である。本研究成果により、家庭や飲食店、食品工場等から大量に出る廃食用油(廃バイオマス)を原料として利用した新規ポリマー生産系構築のための基盤技術を提供しうる。
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