研究課題/領域番号 |
17K07738
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 岡山理科大学 |
研究代表者 |
三井 亮司 岡山理科大学, 理学部, 教授 (60319936)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | Methylotroph / 植物共生 / 化学コミュニケーション / ランタノイド / メタノール脱水素酵素 / 植物共生細菌 / Methylobacterium / Methylorubrum / Phyllosphere / メチトロトーフ / Plant symbiotic bacteria / Lanthanides / Methanol / Polyamine / Methanol dehydrogenase / Plant hormone / 植物共生微生物 / メチロトローフ / メタノール / メタノールデヒドロゲナーゼ |
研究成果の概要 |
植物から放出されるメタノールは地球規模で見積もるとおよそ一億トン/年を超えると考えれれている。メタノール資化性菌であるMethyrobacterium属やMethylorubrum属細菌は、エネルギー源や炭素限としてこのメタノールを効率よくえるため、様々なメカニズムを持っていると考えられる。本研究ではこれらの細菌が植物との共生において必要な、例えば植物成長とともに変化するの環境認識のメカニズムや植物の生育を促し、効率よくメタノールをえる手段などを明らかにすることを試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
植物と葉上で共生する細菌は植物から放出されるメタノールを利用して生育している。メタノールを利用するためには植物が旺盛に生育することが必要で、共生細菌はこれを補助するために様々なメカニズムを身につけている。このメカニズムを解明することで生態系におけるC1化合物の炭素循環への影響の理解、農業における作物生育促進、病原菌の防除などに利用できると考えられる。また、本研究の流れのいて見いだされた生物のランタノイド化合物利用は、これまでにない新しい知見をもたらすものと考えている。
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