研究課題/領域番号 |
17K07764
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
藤井 道彦 横浜市立大学, 生命ナノシステム科学研究科(八景キャンパス), 教授 (80285155)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | C. elegans / 老化 / 活性酸素 / aging / 代謝生理 |
研究成果の概要 |
酸素は多くの生物の生存に必須であるが、酸素の一部は代謝の過程で、反応性の高い活性酸素へと変わる。活性酸素の生成機構や作用機構には依然として不明な点が多い。本研究では、線虫Caenorhabditis elegansの活性酸素感受性突然変異体の解析を行い、活性酸素の生成機構や老化に与える影響を調べた。また、活性酸素感受性突然変異体の原因遺伝子を同定し、その機能を解析した。加えて、過剰な活性酸素が細胞毒性を示すことに間違いはないことから、活性酸素の毒性を低減する有用物質の探索を、ヒト培養細胞を用いて行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
活性酸素は、私たちの体を構成する様々な生体分子を傷つけ、老化や疾病などの生命機能の劣化を引き起こす。その一方で、活性酸素は生命機能に有用な役割を果たすことがあることも明らかになりつつある。このように、実際の活性酸素の生成機構やその作用機構は複雑で、多くの点が未解明である。本研究は、活性酸素の生成機構や作用機構を解析し老化の機構を理解すること、および、活性酸素の毒性を低減する有用物質を探索することを目的としている。それらにより、人々の老化予防や疾病予防、そして健康長寿の実現に広く貢献できる。
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