研究課題/領域番号 |
17K07767
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 長岡工業高等専門学校 |
研究代表者 |
赤澤 真一 長岡工業高等専門学校, 物質工学科, 准教授 (60379550)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ミミズ / 形質転換法 / モデル生物 / バイオ医薬品 / 物質生産 / Eisenia / 形質転換 / 新規宿主 / 応用動物 |
研究成果の概要 |
全く新しいバイオ医薬品生産宿主開発として,ミミズを用いた宿主開発を実施した.これまで我々が開発した遺伝子組み換え技術は形質転換効率が低かったが,最大48%にまで向上させることに成功した.また,微量ながら腎性貧血治療薬ヒトエリスロポエチンの生産に成功した.本成果により,ミミズを用いた物質生産系の実現可能性が示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在バイオ医薬品は動物細胞を主として生産されているが,操作性やコスト面が課題となっている.そこで,次世代型の生産法として動物/植物個体を宿主として生産するヒューマノイドアニマル/プラントが研究されている.その一環としてミミズによるバイオ医薬品の生産を目指し,宿主開発を行ってきた.その結果,ヒトタンパク質の生産に微量ながら成功した事は,全く新しい宿主の誕生を意味し,開発された遺伝子組換え技術は様々な分野へ波及することが期待される.
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