研究課題/領域番号 |
17K07837
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
中島 千晴 三重大学, 生物資源学研究科, 教授 (20378318)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 樹病 / 病原菌 / 分類 / 種多様性 / 種バーコーディング / 早期検出 / 樹木病害 / 病原糸状菌 / 新種 / 植物防疫 / 果樹 / 緑化樹 / 菌類 / 多様性 / 診断技術 / Tubakia / Endophyte / Plant Pathogen / Fungal biodiversity / Taxonomy / Fagaceae / アジア |
研究成果の概要 |
本研究では、極東アジア産樹木葉枯性病害病原糸状菌および内生菌のタイプ標本の検討・指定を行い、またその派生株を用いて形態観察、多遺伝子座分子系統解析、宿主等の情報を加えて、分類学的検討を行った。特にTubakia属の多様性解析と新科の設立、Alternaria属菌の種分類基準を形態、培養、病原性といった諸性質を統合した種概念の確立、Mycosphaerella属菌群の分子系統関係を利用したPseucdocercospora属菌の菌類種バーコードと種多様性研究をおこない公表した。これらが樹病学、菌学等学術分野への貢献、樹木病害診断に役立つ技術開発による生産・輸出入現場、森林環境保全への貢献をした
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
世界的規模で新規に発生・顕在化する樹木病害研究および菌類生物多様性研究の根拠となるこれらの基準標本とその由来株を整備することが重要である。本研究では、極東アジア産樹木葉枯性病害病原糸状菌のタイプ標本の検討・指定を行い、またその派生株を用いて形態観察、多遺伝子座分子系統解析、宿主等の情報を加えて、分類学的検討を行う。その結果から、正確かつ迅速な病原菌同定、重要病原菌の分布状況、菌類生物多様性、種分化に関する研究を行い、樹病学、菌学等学術分野への貢献、樹木病害診断に役立つ技術開発による生産・輸出入現場、森林環境保全への貢献を目的とする
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