研究課題/領域番号 |
17K07844
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
百村 帝彦 九州大学, 熱帯農学研究センター, 教授 (80360783)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 違法伐採 / デューディリジェンス / クリーンウッド法 / 木材関連事業者 / 法改正 / インセンティブ / 木材関連企業 / 事業者登録 / デルイーディリジェンス / 環境政策 / 合法性 / 森林政策 / 熱帯林 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本における主たる違法伐採対策であるクリーンウッド法とその運用の分析を中心に行った。とくにクリーンウッド法を含め現行の違法伐採対策に限界があることを明らかにするとともに、現行法に対する木材関連事業者の動向も明らかにした。 研究成果については、学会発表を2回、公開セミナーを2回、ガイドラインを2編、投稿論文の執筆を2編にわたり行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究期間中、日本の違法伐採に関する動向は、クリーンウッド法の施行そして改定へ向けた大きな潮流が見られた時期であり、研究時機として非常にタイムリーであったといえる。またこの時期は、日本にも違法伐採が存在していたことが明らかになった時期でもある。そのような中、行政や企業が新たな対応を行っている状況を垣間見ることができた。また、欧州などからの気候変動にかかる環境対策に違法伐採問題が包含される可能性についても検討を行った。気候変動と違法伐採問題を連結させるのは時期尚早とみられるところもあるが、今後の違法伐採対策の潮流のひとつとなりうる可能性もあり、今後も注目をしていきたい。
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