研究課題/領域番号 |
17K07948
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生命科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
安藤 正史 近畿大学, 農学部, 教授 (80247965)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | メチル水銀 / 野菜 / 養殖魚 / デトックス / 腸 / 腸管 / Caco2細胞 / 水銀 / サプリメント |
研究成果の概要 |
研究全体を通じて,あくまでもモデル実験のレベルではあるが,様々な野菜に分子量や電気的性質の異なる多種類の水銀吸収阻害効果をもつ物質が存在する可能性が認められた。最終的に飼育実験において有効性が認められなかった点が残念である。しかしながら,物質を単離したのち,餌への混入率を上げることができれば魚体の水銀レベルを低減させることが大いに期待される。物質の単離のための評価系については様々な改善点が浮かび上がってきており,今後さらに精度を上げて研究を進めていくための土台ができたこともまた本研究の大きな成果である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
メチル水銀の吸収は特に胎児にとって問題となる。これを軽減するため野菜汁の有効性を検討してきたが,多くの野菜がメチル水銀の吸収をある程度抑えられることが明らかとなった。これが養殖魚の餌に混入されることで,魚自身の水銀濃度を下げることができ,将来的にはヒト向けのデトックスサプリメントの材料になることが期待できる。
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