研究課題/領域番号 |
17K07949
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生命科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
新里 宙也 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (70524726)
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研究分担者 |
鈴木 豪 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 水研機構(長崎), 主任研究員 (30533319)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | サンゴ / 環境DNA / 褐虫藻 / ゲノム |
研究成果の概要 |
気候変動などの影響によりサンゴ礁の状況は刻々と深刻化しており、そのきめ細かいモニタリングは重要である。本研究は、海水中に存在する環境DNAに注目し、海水を汲むだけでサンゴの検出を可能にする、新たなモニタリング手法の開発を目指した。サンゴと共生藻類を海水から検出できるのか確認するために水槽実験を行った結果、海水中の環境DNAは近傍に存在するサンゴの状況を良く反映していることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海水中の環境DNAは近傍に存在するサンゴの状況を反映しているのか、太平洋・インド洋の代表的な造礁サンゴであるミドリイシ属を用いて、水槽実験を行い検証した。実験に使用した全てのサンゴ、共生している共生藻類のDNA配列タイプを、海水中から検出することができた。水槽飼育したサンゴ由来の環境DNAは、それぞれのサンゴの水中重量・種組成と相関していることから、環境DNAを用いたサンゴのモニタリングは可能であると考えられる。
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