研究課題/領域番号 |
17K07976
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営・経済農学
|
研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
堀田 和彦 東京農業大学, 国際食料情報学部, 教授 (00192740)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 和牛繁殖経営 / 構造再編 / キャトルブリーディングステーション / ET / ET産子 / CBS / 技術条件 / 経営条件 / 経済環境 / 地域条件 / 離島農業 / 繁殖育成システム / 和牛 / 繁殖経営 / 担い手問題 |
研究成果の概要 |
本研究では和牛繁殖経営における担い手の構造再編の条件を解明した。まずはじめに、和牛繁殖経営においてもその構造再編の実態として、大規模繁殖経営の増加、繁殖生産地帯でのキャトルブリーディングステーション(CBS)等を通じての酪農分野との連携による受精卵移植(ET)の増加、高齢繁殖経営におけるCBSの活用の増加、繁殖肥育一貫経営の増大が確認された。また、繁殖農家をサポートするCBSの実態ならびに今後の再編方向、ならびにET産子の生産実態ならびに地域畜産との関連性を検討し、地域毎の構造を明らかした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって和牛繁殖経営のサポート組織であるCBSの実態および今後の推進方向が明らかになり、今後各地で検討されているCBSの設置における検討事項があきらかになった。またET産子の生産推進においても各地域の畜産構造毎にET産子の生産状況は異なっており、地域畜産の構造を考慮したET産子生産のための支援策を検討するための有効な事前情報があ明らかとなった。この事は今だ小規模高齢和牛繁殖経営が太宗をしめる和牛繁殖経営の再編促進に有効な情報になるものと思われる。
|