研究課題/領域番号 |
17K07989
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会・開発農学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
木南 莉莉 新潟大学, 自然科学系, 教授 (40272132)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 都市農業 / 多面的機能 / 創造性 / 持続性 / 社会的起業家精神 / 社会関係資本 / コミュニティ・ガーデン / TEM(複線経路・等至性モデル / SEM(共分散構造分析) / 都市農業の多面的機能 / クリエイティブクラス / 創造的思考 / ソーシャルビジネス / 農業の多面的機能 / 都市の持続的発展 / アメニティ / クリエティブクラス |
研究成果の概要 |
本研究は、日本と中国の都市を対象に、農業の多面的機能を通じた都市アメニティの提供が都市の持続性と創造性を促進するメカニズムを解明した。具体的には、都市の持続可能な発展のために創造性の高い人々(創造的な職業と創造的な思考の両方)を住まわせることが必要であり、これらの人々を惹きつける要因の1つとして、農業の多面的機能を通じた都市アメニティの提供が重要である。また、ソーシャル・ビジネスとしての都市農業は、社会的起業家精神と事業の発展を通じて、社会的制度の変化を引き起こし、都市の持続性の向上に寄与することが可能である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、既存の農業経済学だけでなく、都市経済学、認知科学、起業行動・組織論や制度論のアプローチを融合した学際的研究によって得られた成果であり、社会的イノベーションの研究を進展させているという点で学術的意義を有する。また、都市の持続的発展に資する革新的な農業モデルの実態と課題の解明を通じて、今日の都市が抱える食料安全保障問題や環境問題および格差・孤立などの問題の解決や、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の実現に向けての幅広い政策提言に貢献するため、本研究の社会的意義は大きい。
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