研究課題/領域番号 |
17K08010
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
小出水 規行 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農村工学研究部門, 調整監・技術支援センター長等 (60301222)
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研究分担者 |
渡部 恵司 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 本部, 主任研究員 (50527017)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 環境DNA / メタバーコーディング / 水生生物 / 農業水路系 |
研究成果の概要 |
水や土壌等の環境サンプルに含まれているDNAの存否をつうじて、対象生物種の生息の有無や分布を推定する環境DNA分析が注目されている。本課題では、環境DNAの塩基配列を決定し、その塩基配列をDNAデーターベースに照合することにより、農業水路系に生息する魚類を網羅的に検出可能な環境DNAメタバーコーディング手法を開発した。さらに現地調査を5府県で実施し、開発した手法の有効性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本成果は、これまで負担となっていた生物調査における個体採捕や種同定作業等を必要とせず、現行の調査手法に代替する簡便かつ効率的な手法として、今後、広い普及が期待される。このような非侵襲的方法は生物多様性の保全やSDGs 15.陸の豊かさも守ろうに大きく貢献し、さらに本成果におけるコンピューターサイエンスやデジタル化要素は、Society 5.0を目指した社会へと大きく結びつくこととなる。
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