研究課題/領域番号 |
17K08028
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業環境・情報工学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
張 樹槐 弘前大学, 農学生命科学部, 教授 (90261429)
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研究分担者 |
叶 旭君 弘前大学, 農学生命科学部, 准教授 (10708168)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | インタラクタンス測定 / 分光計測 / 内部成分 / 非破壊計測 |
研究成果の概要 |
本研究は,主に果肉も赤いリンゴ品種”紅の夢”を対象に,インタラクタンス分光測定による果肉着色度の推定精度及び光路長の影響を検討した。 インタラクタンス分光データとアントシアニン含有量とのPLS統計解析結果より,果皮~果肉深さ(約0㎜~12㎜)のアントシアニンの着色については,光源と受光部の距離(光路長)を0~3㎜に,果肉深さ(皮下約17㎜~22㎜)の予測には4~7㎜を用いるのが有効であると示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
経済発展などに伴い,世界中の消費者からの農産物の安全・安心とともにその品質に対する要求は益々多様化,厳格化している。それに応えるために,今まで以上に海外産と差別化できる高品質の農産物を生産できる管理技術の向上が急務とされている。 本研究で得られたインタラクタンス分光計測による深さ別の果実内部着色度についての基礎知見は,現在の農産物内部品質評価システムをより高精度に改良・発展させるための方向性の一つを示すことができた。
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